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2025年3月13日 (木)

行けるうちに…。

いよいよ春めいてきましたね、暖かくなってくる今頃の時期は心浮かれる一方で、なんだか自分は流れに乗れてないような気がして複雑な気分になります。今は自由に動けるチャンスなので休日はどこかへ出かけよう!って思うのですがワシには勇気がいること。まずどこへ何をしに行けばいいのか決まらずにイラっとして終わってしまうこともよくある。いくら気ままなゆる~い旅って言っても、何の当てもなく出かけることってできるんでしょうか?

Img_20250311_181107_320 そこでとりあえず思い立ったのが各地に24会場ある競艇場、賭けるかどうかは別として普段からレース観戦は好きなので近場は何度も行ってるけど、遠征もちょっと頑張れば行けるんちゃう?よし今回は宮島や!と決めて広島の情報を収集。日帰りでは夜の街を散策する時間がないので安いとこ泊まるか…名古屋に着いてもやっぱりやめとこかなぁなんて思ってしまう自分に鞭打って、え~い新幹線乗っちまえ!別に誰にとがめられることもないのにね。さあ到着、あっちゅう間やんけ腹減っとるし。まずはお好み焼きや…なんやこれ?生地は薄いクレープ状の物だけでほぼ焼きそばやな。次は生ビールの注ぎ方で味の変化が楽しめるという店、一度注ぎ~三度注ぎ、マイルドやシャープ注ぎなんてのもあるから勉強のため一杯ずつ、なかなか面白いアプローチ。酔い覚ましに夜の街を徘徊、繁華街とか名古屋や大阪レベルで思った以上に大都会。路面電車にも乗ってみたいので翌朝は原爆ドームまで、そこから宮島まで直行船があると、まあ外人観光客だらけで香水の匂いが強烈、台湾よりも外国へ来たみたい。厳島神社か…高校の修学旅行で来とるはずやけど45年も前のことやし覚えてないなぁ。もみじ饅頭食べて次はアナゴ飯かと思ったけど昼時は長蛇の列、とりあえず競艇場へ行って帰り際の3時頃ならどうやろ。宮島名物らしく他の店でも出しているけど、この店は評判らしく食べてみると並ぶ価値はある逸品でした。

Img_20250312_150009_807 "ふらんすへ行きたしと思へどもふらんすはあまりに遠し、せめては新しき背廣をきてきままなる旅にいでてみん。ワシが子供の頃に紳士服屋の紙袋に書いてあった萩原朔太郎という人の詩、ようやく実行できるようになったかな。次は何処へ?九州には競艇場が五つもある、群馬や埼玉にも…遠いなぁ?いや別に行けるって!とりあえず慣れやな、みんな行ったことあるって言うし、なんてことないはずや、そう自分に言い聞かせて楽しみはこれから。

2025年1月15日 (水)

生まれ変わる歳?

年が明けてもう半月も経っちゃいましたが、遅ればせながら今年もよろしくお願い申し上げます。皆様のお正月はいかがでしたでしょうか?ワシは昨年末の繁忙時に父親が亡くなりドタバタ劇。なんとか年越しをしたかと思えば、元日から愛犬サニーの様子がおかしくなり3日に旅立ちました。急に家の中は淋しくなり、ワシ以上に孫のように可愛がっていた母親の淋しそうな姿…そしてついに還暦となり、やってくるであろう出来事が押し寄せた年末年始でした。

Img_20250101_110944_607 還暦・60歳というのは今まで感じたことのない、なんか切羽詰まった思いで凄く精神的にズ~ンと重く伸し掛かる年齢やね。最近では老眼鏡は必須アイテム、撮ってもらった自分の写真を見ると自覚以上にすっかりジジイになっていてダメだこりゃ~って感じ。サザエさんの波平さんは54歳なんやでワシのが年上やもんなぁ…そして申請を出せば年金がもらえるって!そりゃもう年寄りの仲間入りやわ。こんな仕事を始めて40年以上経つんや、あと何年って思うと最後ぐらいなんか面白いことやりたいなぁって考えているのですが妙策は見当たらず。年が明ければ蝸牛屋は暇で静かになるのは毎年のことなんやけど、年末にできなかった掃除をしたり、確定申告もしやなアカンし、父親の生前整理やら役所へ行ったり…やらなあかんことはいっぱいあって、ただ日々が過ぎるのがもったいないと感じますねぇ。さあ今年はどうなるんだろう?気を取り直して頑張るしかないか。

Img_20240128_203717 まあ何事もなるべくしてなるし、なるようにしかならんと思っているので、ここは開き直ってセカンドライフってことにしましょうか。体力が衰えるのは当たり前、若いやつらには負けやんで~なんて言いませんが、仕事は熟練の知恵や技ってのもあると思いますし、今までやってきたスタイルも守りつつ、ちょっと違うこともやりたいなぁって感じ。とりあえず何らかアクションを起こさな!公私共にやり残したことできる限り果敢に遂行したるって意気込みは大事かも、できるかどうかは別として。

2024年11月21日 (木)

年末展望…。

いよいよ師走が近づいてきました、そろそろワシもテンション上げていかな…やっぱり年末のお客さんと同じようなノリでしやんと、美味しい料理や楽しい場はできないような気もするし。しかしまあ仕事に追われてくるとイライラするのが常、ミスをしないように鬼の形相になっていることもよくありますがお許しを…しっかり準備をして挑みます。

Yokkaichi 今年は忘年会とかのご予約はボチボチいただいているのですが、クリスマスディナーはド平日!それでもやっぱり23.24日に集中するやろか?それとも21日の土曜日くらいからダラ~と散らばるのか?ん~読めやん。食材をどれだけ手配するか悩むところ、主要な食材を思った値段で入手するには、もうそろそろ手を打っておかなければアカンのです。なにもクリスマスやからって特別なことせんだらええやん!って感じで、高級食材を使ってお客さん数を制限してやると、利益は普通にやった方がええかも?なんですが、年に一度の洋食屋の義務というか意地のような…やらんと一年が終わらん気がしてね、まあとにかく頑張らな。

Sisen 先日食事に行った都ホテルの四川…値段は高いけど普通の定番中華料理がしっかり作り込んであって、さすがやなっておもった。やっぱ蝸牛屋も下手な創作するよりこれやろ!だいたいの線は決まってきました、伊勢海老とかオマール海老とか食べたいって要望は多いです、肉もちょっとぐらいは要るやろ~フォワグラやトリュフは使えるかなぁ…どうしても毎年同じようなラインナップになりがちですが、蝸牛屋らしい年末のご馳走を提供できるように、試作をして意見を聞きながら詰めていきます。

2024年11月 6日 (水)

自分へのエール(愚痴ネタ)

秋も深まってきました、物思う切ない気分の秋です…こんな商売をしていると賑やかな日常を過ごしているかのように思えるかもしれませんが、仕事以外はあまり話し相手もいなく休日は誰とも喋らないこともある。一人は自由でいいじゃんって思う反面、なぜワシはこうなってしまったのか…なんて思ってしまう秋に一人は辛さがある。しかしまあ、いまさらって感じでどうすることもできない状況、そんな甲斐性もないしね。

241105火曜日も休んでも一人店にやってきて日ごろからやらなきゃいけない溜まってきている掃除とか包丁を研いだりとか諸々、こなしている間にもいろんなことを考える。明日・明後日の目先のこと、そろそろクリスマスのメニューや年末はどんなことになるんやろ、年が明ければワシは還暦!その先はどうすればいいんだろう。お客さん達の話を聞いていると、ワシより若い人達でも立派な暮らしをしてゴルフや旅行やって楽しそうでギャップを感じる、なんだか悔しいような情けないような気になって夜も寝れない…こういうのが鬱の始まりか?毎年イルミネーションが飾られたりクリスマスソングが流れだす時期は嫌いです。ちょっと苦しくて吐き出したくて、こんなブログを書きました、スミマセン…今晩は手伝ってくれている女性二人が食事に付き合ってくれるって!一足早く忘年会パ~ッといくか、うれしいなぁ。

Iseebi24さあ、そんなクヨクヨしないでワシの唯一の誇りは今まで続けてきたこの蝸牛屋、できること精一杯やるしかないし。今年のクリスマスは平日やねぇ…お客さんの入りはどうなんやろ?ちなみに毎年末は伊勢海老とか使いますが、先日使った業者に打診してみたところ更に値上がり必至みたいやねぇ~、その他の高級食材も然り、厳しいなぁ。

2024年6月 3日 (月)

ブラっと東京。

久しぶりに東京へ行ってみました。前回は同職・同級生のY氏と一緒に行ったのが最後なので、たぶん15年くらい前かな?東海道新幹線の16両編成の700系のぞみは毎日300便、満席やと1200人以上の人を乗せて行き来しているらしいので、東京に行くぐらい何てことない人もいるでしょうが、たぶんワシにとって東京は普通の人が海外へ行くぐらいハードルがある。まあべつに海外もって方もみえるでしょうが…仕事を休んで交通・宿泊費がかかるわけやし、何らか正当な理由とか成果を得られなければアカンって思ってしまいがち。

Itiyosi しかし今回は大した目的もなくとりあえず行って都会の風にあたってみるブラリ一人旅。まずは豊洲市場でもって、向かうバスから見える築地が人でごった返している!そりゃ豊洲も察しの通り外国人がいっぱいや、これがニュースでやっとるインバウンドってやつやな。築地には場外にも生鮮食品等を売る店があったけど、ここは市場ではなく飲食店街の毎日がお祭り騒ぎか?べつに食べたいものも見当たらず早々に撤収。次は山手線で日暮里駅、ここは静かな街で飲み屋街的な所に入り込むとディープな雰囲気や、目当てはYouTubeで観た立ち食い蕎麦、なかなか攻めた太麺やった。そして夕刻の新宿へ向かうと駅周辺はすごい人、クラゲのように漂うワシはこの流れについて行けやん。そんなことで宿泊の府中へ…駅周辺は再開発された感じ?散策してみると昔ながらの街みたいなところも共存していて住みやすそう。夜の街は若者が多いな、最近の旬な店は予約をしないと無理そうなので、おでんとかモツ煮が売りの居酒屋で飲んでみた。ワイワイと聞こえてくる会話も聴き慣れない標準語で面白い、東京へ来てこんな店に入るのは初めてかも。

Tamagawa なぜ府中なんかに泊まったか、それは次の日の目的が多摩川競艇!知らぬ街の朝の駅前からダメな人達が無料バスに乗り込んで
ギャンブル場へ向かう、これもまた非日常感たっぷり。さすがはビッグレース、長閑な古い感じの場ですが人がいっぱいで大歓声。大したことはしてないけど楽しかった二日間、こんな調子で、気が向いたら思い立ったら…行けるうちに行かな。今度はどこへ行こうなぁ?

2024年3月12日 (火)

春告魚。

3月に入って寒さが戻ってきたような感じですが気分的には既に春、そして若いころはワシには花粉なんて関係ないわと思ってたけど、ここ近年は外を歩いたりすると涙目になり鼻水も出てくるぅ~夏から秋への変わり目には咳が出たりしてお医者さんに何らかのアレルギーやと言われるようになったり…年をとると体質も変わってくるのか?こんなことで季節を感じるのはイヤなもんだ。

Itigot こないだ何気に車で走っていると、春告魚という名のアパートみたいなのがあって、なんて読む?サワラやったっけって調べてみると、各地方で春先によく獲れる魚を充てるらしい。北海道とかではニシン、瀬戸内ではサワラ、この辺りではメバルやて…鰆と書いてサワラやけど、伊勢湾では秋~冬が時期やもんね。そういえば昔は今頃になると小女子の卵とじが食卓に必ず上がったもんだが、あの小さな魚はイカナゴの稚魚らしいんやけどなぜ居なくなったんやろ?どっさり煮て置いてあるとウンザリしたもんですが、春先に一度くらいは食べたいなぁ。アサリやハマグリなんかも旬やし、ワシみたいな下手な釣り師には釣れやんけど鯛類も産卵に浅場へやってくる”のっこみ”時期、釣果情報を見とると行きたくてしょうがない。陸の物でもタケノコをはじめ山菜類とか、アスパラやキャベツとか春の味は身近な物がたくさん、苺のタルトとかも作らなって…メニューにどう組み込むか悩みます。

Nisin なんだか天気も不安定、そしていろいろと変化もある時期やし、楽しさと憂鬱や期待や不安が交差するのが春の時期。桜の花が咲いてパ~ッとウカレ気分になれればいいけど、なんだか自分は立ち遅れてしまってる…なんて思ってしまうこともあるねぇ。せめて今日は何食べようか考えて、美味しくゆっくりとご飯を食べる時間くらいは作りましょうね。そんなことでワシは干物やけどニシンが美味そうやったので買ってきました、晩ご飯に焼いて北海道の春の味を感じてみます。

2024年1月 5日 (金)

2024スタート!

あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い申し上げます。元日から地震に見舞われ、なんだか不吉な新年の幕開けでしたが、皆さんのお正月はいかがでしたでしょうか?ワシは別に年号が変っただけって感じですが、とりあえず無事に新年を迎えられたことに感謝するとともに、家族は老両親と老犬、この構成がいつまで続くのか?蝸牛屋はいつまでできるのか?そのうち何らかの節目がやってくるなあって感じる今日この頃です。

Sunny23 さて今年から変えること…原則として火・水曜日を連休とさせていただきます。昨年は予約の無い火曜日は休業としても、店には出てきて仕込みやら雑用やらしてましたが、まあほぼ休みに等しい状況でした。そろそろワシの体力的・精神的にも世間並みに週休二日としてもいいんじゃないかって判断です。パーティーとか会食とか、どうしても火・水曜日じゃないとって場合は事前にご相談ください、ご希望に添えるかもわかりません。それと、想像以上に食材価格が高騰し続けています!できるだけ食材ロスを無くすとか、メニュー構成を考えたりして応戦していますが、どこまで耐えられるか…前からお願いしていますが、お食事の場合はご予約いただけると仕入れとか仕込みが考えやすいです。できるだけ多彩に魅力的に食材は揃えたいんですが、それが難しいんだなぁ。ワインもまた値上がりしてます、また物によっては少し値上げさせていただくかもわかりません。

Kara23 昨年末には間に合わなかったカラスミ…海水温の影響でこれも年々出てくるのが遅くなっているし、今期は驚きの高価格!年末最終になんとか買える値段で入手…いまさら仕込んで売れるんかいなって感じですが、問い合わせも多いのでちょっとだけ。まあなにかと難はあると思いますが、今年もまた蝸牛屋らしく、できれば楽しくやっていけたら幸いです。

 

2023年11月17日 (金)

社会見学。

そういえば今年も…もう何年も旅行なんてしたことのないワシ、どこかへ行きたい!って願望はあってもどうすればいいのかもわからんし。
いっちょ年末前に一泊くらいで知らん街へフラ~っと出かけてみよか?別に目的なんてなくてもいいじゃないかと思いつつも、何らかがないと行き先が決まらんので関西方面で何かないか検索。おっ、明石焼きや!行ったことないし、日本の標準時間の地って習ったな。ほほぅ、電車の経路も簡単や、泊まるとこはどうって…TVでCMやっとる最安値サイトで出てきたビジネスホテル、ほんとにこれで泊まれるんやろか?って不安はあるけど物は試しに。

Takoiso さあ、火・水と連休をいただいて出陣!大阪までは近鉄特急、あとはJR線を乗り継いで、あらもう着いたって感じ。駅前は四日市よりも都会っぽく人もたくさん、目指す魚の棚商店街は随分な賑わい、古き良き人情あふれる感じ。では早速本場の…現地では玉子焼きと言うらしく、だいたい何処も15~16粒ほどで¥700くらい。これは一軒で腹いっぱいかと思いきや、昆布出汁にくぐらせて食べれは飲み物状態なので二軒目行っちゃえ。腹ごなしに歩いてみると、すぐそこに瀬戸内海や!駅の反対側にはすぐ丘陵地が見えとった、たぶん狭い平野に集中してるんやな。夕方からは神戸方面に戻って元町~三宮あたりを散策、ここらはベタな店が多すぎてどこに入ればいいのかわからへん、ドワ~っと人が押し寄せてる店もあるけど、やっぱSNSとかでバズっとるとこやな、どこの街でも一緒か?若い頃みたいに量が食べれなくなったのが残念やねぇ、あんまりガツッとしたものも食べれやんしってことで、気になった洋風の居酒屋と焼き鳥屋へ潜入…もうこれで勘弁してって感じに酔っとる。

Akiyosi 無事にホテルにも泊まれ、せっかくなので翌朝はボートレース尼崎で旅打ち、まあ当たらんので鶴橋で韓国飯食べて帰りは特急・火の鳥プレミアム席やって、これもネット購入できるんや!こんな便利なIT・デジタルな世の中でも、明石焼き屋の女性は顔を真っ赤にして焼きまくり、焼き鳥屋のオジちゃんは灼熱の炭火捌き、朝の立ち食い蕎麦のオバちゃんも一人でテキパキこなしてた。そんな人達からパワーをもらって帰ってきた、ワシもがんばろ。

2023年10月 6日 (金)

インボイスやと。

秋は一気に深まりますね、もう10月やもんなぁ…まだ真夏と同じ服装の暑がりなワシでも、夜風にあたると肌寒さを感じるようになってきました。過ごしやすくなって食欲の秋って言うくらいやで忙しくなるやろって思いきや、蝸牛屋は意外と毎年この時期は宴会とかも少なく静かな感じ。秋の味覚っていっても芋やら栗やらってあまり使えやんし、魚介類もサンマくらいしか思い浮かばんし、メニューに悩む時期でもあります。

Sanma23 さて、この10月からインボイス制度というのが始まりました、インボイスというのは税務署が発行する番号が入った適格領収書というものです。しかし、蝸牛屋はちょっと訳ありで申請を2年間は見送ろうと考えているので今のところインボイスは発行できません。(ご希望であれば今まで通りの普通の領収書は発行しますので経費には計上でき、とりあえず80%は消費税計算の対象になるみたいです)なんだかよくわからないって方も多いと思いますが、食事代金を何らかの経費として計上しない方は、今まで同様なにも関係ありません。会社等へ領収書を提出される方、自営業の方などには問題があるかもわかりませんので、予めご了承いただかなければなりません。インボイスを発行しない店は利用するな!ってお達しの出る会社もあるかもしれません、どれほどの影響があるかは未知数で不安はありますが…出せと言われても出せませんので、仕事上でご利用いただく場合は事前に会社等に確認していただくことをお勧めします。

Tachiya 人手不足の小規模事業者のただでさえ面倒な経理作業を更に複雑化させるような制度、来年からは電子帳簿がどうたらって、そんなの誰もが対応できると思っとるんかいな?そこまでガメつく税金を巻き上げたいなら、もっと解りやすく簡単にできるシステムを考えてくれたらええのに。小さな飲食店の店主は仕入れから仕込み、調理・接客はもちろん、後片付けから店の掃除、メニュー作成やこんなブログやSNS…せなアカンこといっぱいやで岸田さんよ!

2023年9月 7日 (木)

持続可能な価格設定?

晴れた日は空が高く、若干過ごしやすくなってきたかな?って感じですが、なんやらと秋の空…って感じの天気が続いていますね。しかしまあ食材も端境期で目ぼしい物が少ないのですが、松茸やら新米やら、メチャクチャ高いサンマの姿も…秋の訪れは感じます。そろそろ夏の疲れがド~ッと出そうな気配、しっかり食べて、寝て、体調には気を付けやんとね。

Yotte そういえば昔は暑かろうが何だろうが休みの日には魚釣りに行ってましたが、この暑さはちょっと無理やろ~台風もあったし、7・8月は行けてない。何処へ行って何をして…ってこともなく休みが終わるのが悔しい気もするので、夜の街をブラついてみると、コロナの影響?の開き店舗に続々と新しい店ができてますね。飲食業界のたくましさを感じますが、他人ごとながら、こんなんでやっていけるんやろか?って思うお店も多いです。そんな居酒屋の一つに潜入!なんと、生ビールは180円と大看板、どうせ小さなグラスちゃうの?と思いきや普通のサイズ。どう考えても原価割れ、売れるほど損するやん…食べ物メニューも安く、ざっと見積もって客単価は2千円強か?そんなに高回転するようでもないけど、バイトらしき若いスタッフは見えているだけで5人ほど…時給千円以上は確実やろし、街中で家賃は高いやろし。週末とかはドカッと売り上げるんやろか?チェーン展開してるくらいやから何かカラクリがあるのかとか、ついつい余計な詮索と若いバイトの仕事ぶりを肴に一人飲み、まあワシにはこんな商売は絶対に無理やな。

Nama_20230907220701 他所のことより自分の店のこと考えろって…すんません。蝸牛屋ではそんなに安くできやんし、スタッフをたくさん雇うこともできません。それでも何らかの価値とか魅力を見出してもらえるようにしなければって思うのですが、30年以上やっても正解がなにかはわからへん。価値観は人それぞれ、お店も多種多様化…とりあえず、こんな偏屈なオッサンがやっとる店の生ビールは650円やけど、あかんか。

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