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2019年10月18日 (金)

石の上にも30年。

ついに蝸牛屋は30周年を迎えました!ご贔屓くださっているお客様、お付き合いいただいている皆さまに深く感謝いたしております。長く続ければ良いとは限りませんが、継続は力なり現状はともかく我ながらも感心。

30 創業時のワシは24才と10ヶ月、あったのは体力のみ!できる限りの借金で始めたカウンター12席しかない簡素な店、しかも存在感のないビルの奥。今思えば、あんな店が成り立ったのが不思議なくらい、8年後には今の店に移転できるくらいの勢いがあったもんね。バブルは終わり、同時期に始めた同世代の同業のほとんどは閉店していったけど…。今の店に替わってからも頼みの綱だった松坂屋が閉店、リーマンショックやなんや…試練に耐えここまで続けられているのは、懲りずにやってきてくれる常連さんのおかげと、ワシには他にできることがないからかも?記念に何かイベントでもって考えたのですが、何もできずに過ぎていきました。

随分と世の中は進化しましたね、こんなブログやSNSとかで自由に発信できるなんて昔はありえへん事やったし…飲食業界も次の世代の人たちが仕切り始めています、ワシも昔はそんな生意気な若手やったんやろか?お役御免まであとどれだけかりませんが、できれば楽しく毎日ボチボチやれれば幸せです。

2019年10月 7日 (月)

ワシが原始的な種。

近鉄の食品売り場をウロついていると、ある店のシェフが麦粒を物色している。何にするの?と問いかけると、スープの具材にするのにスペルト小麦を探しとるんやけどなぁ…と。

Spelt なんじゃそれ?さすがミシュランに載せてもらえる店のコダわりシェフは言うことが違うなぁ。店に帰ってネットで調べてみると、アレルギー対策や健康志向で着目されている原始的な種らしいが、あまり興味のない分野なのでスルー。忘れかけたころ、なんの気なしにアピタの上にできたサイ●リヤへ行ってメニューを見てビックリ、スペルト小麦のミネストローネやと…!ひょっとして流行っているのか?それともヤツもこれをパクろうとしていたのか?まあとりあえず注文してみると、レンズ豆とかも入っていて具沢山、これだけでけっこうお腹が膨れる。やっぱワシにはスペルト小麦の魅力はわからんが、このスタイルでメニュー化する大手チェーンに脅威を感じた。実際、企業の開発部門なんちゅうのは、何人かの知恵でワシなんかより何十倍も研究をしとるやろうし。

Mine 次々と新しい食材や調理法が出てきて、時代と共に食事のスタイルも変化していることはわかっていますが…またいつものように毎日を熟していくのが精いっぱい、何か新しいことを…とも考えますが、昔ながらを残していくのがワシの役目かもしれないとも思うし。

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