山・山・山、海・街そして人・人

9月の平日の朝、こんなに岩手へ行く人がいるんだ・・・小型のジェット機MD90はほぼ満席でセントレアを飛び立った。

太平洋上空を飛んでいくのかと思いきや、窓の下は常に山！右手に富士山が見えるということは本州の真ん中を縦断しているのでしょう。あっという間に花巻空港へ着陸、レンタカーを借りて宮古へ向かう3時間余りも景色は山ばかり・・・途中で道の駅に立ち寄ると確実に四日市より空気がきれいなのを実感、売店には松茸を始め珍しいキノコ類がかなり安く売られていて買うべきか？迷ったがやめておいた。カーナビでは海岸まであと2km弱だというのに道沿いの川は急流・・・やっと街並みが現れたと思えばすぐ港。なんか時代が違うかのようなひなびた街、まともな料理屋は夜しかやっていないようなので一回りして今度は盛岡までまたひたすら山の中、途中の岩泉短角牛は赤身だが柔らかく◎美味い、6:00前ようやく到着！さすがにここは小名古屋みたいな街、ホテルに荷物を置いていざ出陣！スルメイカはやけに歯応えあり、メカジキはとろけるよう。冷麺は普通？じゃじゃ麺は微妙（私はNG）、本場の白金豚はTボーンステーキで激ウマ感動物！しかも安い！！！う～ん、わんこ蕎麦はもう勘弁してくれ・・・

宮沢賢治がイーハトーヴ（理想郷）と愛した地、大自然の山の中にも人生があり、ささやかな街にも歴史がある・・・日頃は感じる事の無い何かを感じた旅でした。