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2026年9月18日 (金)

”ちいかわ”って何や?

今年の夏も暑かった、9月に入ってからは雨降り続き秋は短そう、そうこうしてるうちにもう今年も終わるな。蝸牛屋も今年10月で37周年となる、ワシも店も経年劣化が進んでいろいろとトラブルが起こる、仕方がないことか…できるだけストレスなく平穏無事で過ごしたいと願うばかり。

Img_20241004_192953_472 そろそろワシの調理師人生も集大成か?美味しい物を作って食べてもらおう!この道へ進んだ頃からの基本理念は変わらないけど、最近は美味しい物って何?って考えるようになった。高級食材、珍しい物、きれいな盛り付け…もちろん重要やけど、果たしてそんなことばかり求められているのかなぁ。今はもうフレンチとかイタリアンとかジャンルはどうでもよくなってるし、こうじゃないとダメだって拘りも薄れてる。あと何年かやりたいようにやらせてもらえれば御の字、できれば楽しんで仕事ができればなぁ。昭和世代の最終兵としてできること頑張ろか!

Img_20260308_133445_629 ずいぶんと世の中も変わった、昔は店を開ければお客さんが来たけど今はそんな時代じゃないね、AIやなんのって最近のテクノロジーにはついて行けやんし、若い人達の感覚にも同調できやん。年寄りはこんなこともわからんのか~って若い頃は思うことがあったけど、今はもうそう思われる側やな

2026年2月25日 (水)

おフランス。

そういや最近ブログを書いてないなぁ…運営側から一年以上更新しないとロックされるような通知が来た。時代と共にブログやフェイスブックからインスタグラムやXやら発信手段が多様に変化していっている。考えて文章を書くってのも面倒やし、映像をパパッと上げておいてちょっと説明するくらいの方が観てもらう側にもウケるような風潮やしね。ワシのようにボヤいたり僻んだりするのはよくないのかも…というわけで久しぶりに先日のフランス旅行の話でも。

Img_20260209_104559_239 生きてるうちにいつか行けるだろうか?ワシがいちばん行きたかった外国はフランス。若い頃から料理やワイン、それにまつわる歴史や文化などいろいろ勉強してきたつもり。隣にあったお店の人達は毎年のように行っていたし、今の若い人達は当たり前のように行くのを指をくわえて羨ましく思っていた。お客さんにシェフはフランスで修行したん?え~っ、行ったこともないの…なんて悔しい思いも何回したことか。行けばええやんかって人は言う、しかし自転車操業の蝸牛屋には一週間も休む余裕はないし、若い頃から借金まみれで店を守るのに必死で旅行なんてしたことないワシには遥か遠い国。当たり前だが自営業ってのは誰も何も保証してくれない、いつ冷蔵庫とか設備が壊れるかわからんし病気やケガで休まなアカン時がくるかもしれない。そんな時のためのなけなしの蓄え、還暦を過ぎてもうどうなってもええか~って一念発起!ついにフランスや。諸費用はできるだけ安く自分でネットで飛行機もホテルも予約、ツアーとかじゃなくオールフリー行動!こんなんでほんとに行けるんやろかって不安は過ったけどなんとかなるもんなんやね!

Img_20260207_061527_211 とりあえず今回はパリがメイン(また行きたいけど次回はあるんかい?)、5時間ほどバスに乗ってモンサンミッシェルとTGVに乗ってシャンパーニュにも足を延ばせた。歩いた食べた飲んだ!歴史的建造物も街並みも見るものすべてが憧れのフランス、なんだか人々におおらかな余裕を感じた。物価は円安も相まってか日本の倍以上、朝マックでハンバーガーとコーヒー飲んで1800円ほど。今まではフランスでは~らしいとしか言えなかったけど、ちょっと断言できるようになったかな、もう夢やったかのようですが…。

2025年3月13日 (木)

行けるうちに…。

いよいよ春めいてきましたね、暖かくなってくる今頃の時期は心浮かれる一方で、なんだか自分は流れに乗れてないような気がして複雑な気分になります。今は自由に動けるチャンスなので休日はどこかへ出かけよう!って思うのですがワシには勇気がいること。まずどこへ何をしに行けばいいのか決まらずにイラっとして終わってしまうこともよくある。いくら気ままなゆる~い旅って言っても、何の当てもなく出かけることってできるんでしょうか?

Img_20250311_181107_320 そこでとりあえず思い立ったのが各地に24会場ある競艇場、賭けるかどうかは別として普段からレース観戦は好きなので近場は何度も行ってるけど、遠征もちょっと頑張れば行けるんちゃう?よし今回は宮島や!と決めて広島の情報を収集。日帰りでは夜の街を散策する時間がないので安いとこ泊まるか…名古屋に着いてもやっぱりやめとこかなぁなんて思ってしまう自分に鞭打って、え~い新幹線乗っちまえ!別に誰にとがめられることもないのにね。さあ到着、あっちゅう間やんけ腹減っとるし。まずはお好み焼きや…なんやこれ?生地は薄いクレープ状の物だけでほぼ焼きそばやな。次は生ビールの注ぎ方で味の変化が楽しめるという店、一度注ぎ~三度注ぎ、マイルドやシャープ注ぎなんてのもあるから勉強のため一杯ずつ、なかなか面白いアプローチ。酔い覚ましに夜の街を徘徊、繁華街とか名古屋や大阪レベルで思った以上に大都会。路面電車にも乗ってみたいので翌朝は原爆ドームまで、そこから宮島まで直行船があると、まあ外人観光客だらけで香水の匂いが強烈、台湾よりも外国へ来たみたい。厳島神社か…高校の修学旅行で来とるはずやけど45年も前のことやし覚えてないなぁ。もみじ饅頭食べて次はアナゴ飯かと思ったけど昼時は長蛇の列、とりあえず競艇場へ行って帰り際の3時頃ならどうやろ。宮島名物らしく他の店でも出しているけど、この店は評判らしく食べてみると並ぶ価値はある逸品でした。

Img_20250312_150009_807 "ふらんすへ行きたしと思へどもふらんすはあまりに遠し、せめては新しき背廣をきてきままなる旅にいでてみん。ワシが子供の頃に紳士服屋の紙袋に書いてあった萩原朔太郎という人の詩、ようやく実行できるようになったかな。次は何処へ?九州には競艇場が五つもある、群馬や埼玉にも…遠いなぁ?いや別に行けるって!とりあえず慣れやな、みんな行ったことあるって言うし、なんてことないはずや、そう自分に言い聞かせて楽しみはこれから。

2025年1月15日 (水)

生まれ変わる歳?

年が明けてもう半月も経っちゃいましたが、遅ればせながら今年もよろしくお願い申し上げます。皆様のお正月はいかがでしたでしょうか?ワシは昨年末の繁忙時に父親が亡くなりドタバタ劇。なんとか年越しをしたかと思えば、元日から愛犬サニーの様子がおかしくなり3日に旅立ちました。急に家の中は淋しくなり、ワシ以上に孫のように可愛がっていた母親の淋しそうな姿…そしてついに還暦となり、やってくるであろう出来事が押し寄せた年末年始でした。

Img_20250101_110944_607 還暦・60歳というのは今まで感じたことのない、なんか切羽詰まった思いで凄く精神的にズ~ンと重く伸し掛かる年齢やね。最近では老眼鏡は必須アイテム、撮ってもらった自分の写真を見ると自覚以上にすっかりジジイになっていてダメだこりゃ~って感じ。サザエさんの波平さんは54歳なんやでワシのが年上やもんなぁ…そして申請を出せば年金がもらえるって!そりゃもう年寄りの仲間入りやわ。こんな仕事を始めて40年以上経つんや、あと何年って思うと最後ぐらいなんか面白いことやりたいなぁって考えているのですが妙策は見当たらず。年が明ければ蝸牛屋は暇で静かになるのは毎年のことなんやけど、年末にできなかった掃除をしたり、確定申告もしやなアカンし、父親の生前整理やら役所へ行ったり…やらなあかんことはいっぱいあって、ただ日々が過ぎるのがもったいないと感じますねぇ。さあ今年はどうなるんだろう?気を取り直して頑張るしかないか。

Img_20240128_203717 まあ何事もなるべくしてなるし、なるようにしかならんと思っているので、ここは開き直ってセカンドライフってことにしましょうか。体力が衰えるのは当たり前、若いやつらには負けやんで~なんて言いませんが、仕事は熟練の知恵や技ってのもあると思いますし、今までやってきたスタイルも守りつつ、ちょっと違うこともやりたいなぁって感じ。とりあえず何らかアクションを起こさな!公私共にやり残したことできる限り果敢に遂行したるって意気込みは大事かも、できるかどうかは別として。

2024年11月21日 (木)

年末展望…。

いよいよ師走が近づいてきました、そろそろワシもテンション上げていかな…やっぱり年末のお客さんと同じようなノリでしやんと、美味しい料理や楽しい場はできないような気もするし。しかしまあ仕事に追われてくるとイライラするのが常、ミスをしないように鬼の形相になっていることもよくありますがお許しを…しっかり準備をして挑みます。

Yokkaichi 今年は忘年会とかのご予約はボチボチいただいているのですが、クリスマスディナーはド平日!それでもやっぱり23.24日に集中するやろか?それとも21日の土曜日くらいからダラ~と散らばるのか?ん~読めやん。食材をどれだけ手配するか悩むところ、主要な食材を思った値段で入手するには、もうそろそろ手を打っておかなければアカンのです。なにもクリスマスやからって特別なことせんだらええやん!って感じで、高級食材を使ってお客さん数を制限してやると、利益は普通にやった方がええかも?なんですが、年に一度の洋食屋の義務というか意地のような…やらんと一年が終わらん気がしてね、まあとにかく頑張らな。

Sisen 先日食事に行った都ホテルの四川…値段は高いけど普通の定番中華料理がしっかり作り込んであって、さすがやなっておもった。やっぱ蝸牛屋も下手な創作するよりこれやろ!だいたいの線は決まってきました、伊勢海老とかオマール海老とか食べたいって要望は多いです、肉もちょっとぐらいは要るやろ~フォワグラやトリュフは使えるかなぁ…どうしても毎年同じようなラインナップになりがちですが、蝸牛屋らしい年末のご馳走を提供できるように、試作をして意見を聞きながら詰めていきます。

2024年11月 6日 (水)

自分へのエール(愚痴ネタ)

秋も深まってきました、物思う切ない気分の秋です…こんな商売をしていると賑やかな日常を過ごしているかのように思えるかもしれませんが、仕事以外はあまり話し相手もいなく休日は誰とも喋らないこともある。一人は自由でいいじゃんって思う反面、なぜワシはこうなってしまったのか…なんて思ってしまう秋に一人は辛さがある。しかしまあ、いまさらって感じでどうすることもできない状況、そんな甲斐性もないしね。

241105火曜日も休んでも一人店にやってきて日ごろからやらなきゃいけない溜まってきている掃除とか包丁を研いだりとか諸々、こなしている間にもいろんなことを考える。明日・明後日の目先のこと、そろそろクリスマスのメニューや年末はどんなことになるんやろ、年が明ければワシは還暦!その先はどうすればいいんだろう。お客さん達の話を聞いていると、ワシより若い人達でも立派な暮らしをしてゴルフや旅行やって楽しそうでギャップを感じる、なんだか悔しいような情けないような気になって夜も寝れない…こういうのが鬱の始まりか?毎年イルミネーションが飾られたりクリスマスソングが流れだす時期は嫌いです。ちょっと苦しくて吐き出したくて、こんなブログを書きました、スミマセン…今晩は手伝ってくれている女性二人が食事に付き合ってくれるって!一足早く忘年会パ~ッといくか、うれしいなぁ。

Iseebi24さあ、そんなクヨクヨしないでワシの唯一の誇りは今まで続けてきたこの蝸牛屋、できること精一杯やるしかないし。今年のクリスマスは平日やねぇ…お客さんの入りはどうなんやろ?ちなみに毎年末は伊勢海老とか使いますが、先日使った業者に打診してみたところ更に値上がり必至みたいやねぇ~、その他の高級食材も然り、厳しいなぁ。

2024年9月 3日 (火)

季節の変わり目。

早いもので9月、まだまだ暑いけどコオロギの鳴き声に赤トンボ、稲刈りが終わった田んぼは秋の匂いがします、市場では米が無いって騒いでいるので豊作やといいですね。先月末はダラ~っと嫌な感じの台風で不安定な天気、そろそろ暑さにヤラれた心身も限界を超えてます、体調を崩さないように気を付けないと!

Nabesigi夏バテでなかなか食欲が湧いてこないときに…そういえば今年は食べていない我が家の夏のおふくろの味、ナスが主体の野菜の味噌炒め!初めて自分で作ってみた。これって何らか名称があるんやろかって調べてみると"なべしぎ"という料理が近いかな。いろいろレシピが出ているけど、家で食べていたものはナス・ピーマン・玉葱なんかを多めの油で炒めて、たぶん調味料は味噌のみ?最後に鰹節を混ぜ入れただけやと思う。豚肉でも入っていれば上等、所々に混ざり切っていない味噌があるのがミソ。味噌の強い味が野菜を引き立てて白飯がどんどん進む、出来たてより冷めた方が美味しいかも。これってカポナータとかラタトゥイユと共通してるなって思う、イタリア語やフランス語のカタカナやとお洒落に聞こえるけど、田舎の野菜の煮物なのだ。そもそも料理の原点は、身近にある食材を美味しく食べる手段、お店で食べていただくには、見栄えを良くしたり、上質な素材を使ったり、他所とは違うぜって技法を使ったり…でもこんな料理の本質も知っておくべきだと思います。

Ineワシの今年のテーマに掲げた"ちょっと遠出"、上半期はけっこう遂行されていたが、ここへきて家の事情がいろいろあって滞り始めた。この夏場は魚釣りさえ行けていない、なんらか作戦を考えないとこのまま終わっていきそう。自営業には定年ってないけど、同級生の中には還暦を迎えた人達もたくさんいるはず、実感は湧いてこないけど、そろそろなんらか節目がやってくる。

2024年6月 3日 (月)

ブラっと東京。

久しぶりに東京へ行ってみました。前回は同職・同級生のY氏と一緒に行ったのが最後なので、たぶん15年くらい前かな?東海道新幹線の16両編成の700系のぞみは毎日300便、満席やと1200人以上の人を乗せて行き来しているらしいので、東京に行くぐらい何てことない人もいるでしょうが、たぶんワシにとって東京は普通の人が海外へ行くぐらいハードルがある。まあべつに海外もって方もみえるでしょうが…仕事を休んで交通・宿泊費がかかるわけやし、何らか正当な理由とか成果を得られなければアカンって思ってしまいがち。

Itiyosi しかし今回は大した目的もなくとりあえず行って都会の風にあたってみるブラリ一人旅。まずは豊洲市場でもって、向かうバスから見える築地が人でごった返している!そりゃ豊洲も察しの通り外国人がいっぱいや、これがニュースでやっとるインバウンドってやつやな。築地には場外にも生鮮食品等を売る店があったけど、ここは市場ではなく飲食店街の毎日がお祭り騒ぎか?べつに食べたいものも見当たらず早々に撤収。次は山手線で日暮里駅、ここは静かな街で飲み屋街的な所に入り込むとディープな雰囲気や、目当てはYouTubeで観た立ち食い蕎麦、なかなか攻めた太麺やった。そして夕刻の新宿へ向かうと駅周辺はすごい人、クラゲのように漂うワシはこの流れについて行けやん。そんなことで宿泊の府中へ…駅周辺は再開発された感じ?散策してみると昔ながらの街みたいなところも共存していて住みやすそう。夜の街は若者が多いな、最近の旬な店は予約をしないと無理そうなので、おでんとかモツ煮が売りの居酒屋で飲んでみた。ワイワイと聞こえてくる会話も聴き慣れない標準語で面白い、東京へ来てこんな店に入るのは初めてかも。

Tamagawa なぜ府中なんかに泊まったか、それは次の日の目的が多摩川競艇!知らぬ街の朝の駅前からダメな人達が無料バスに乗り込んで
ギャンブル場へ向かう、これもまた非日常感たっぷり。さすがはビッグレース、長閑な古い感じの場ですが人がいっぱいで大歓声。大したことはしてないけど楽しかった二日間、こんな調子で、気が向いたら思い立ったら…行けるうちに行かな。今度はどこへ行こうなぁ?

2024年3月12日 (火)

春告魚。

3月に入って寒さが戻ってきたような感じですが気分的には既に春、そして若いころはワシには花粉なんて関係ないわと思ってたけど、ここ近年は外を歩いたりすると涙目になり鼻水も出てくるぅ~夏から秋への変わり目には咳が出たりしてお医者さんに何らかのアレルギーやと言われるようになったり…年をとると体質も変わってくるのか?こんなことで季節を感じるのはイヤなもんだ。

Itigot こないだ何気に車で走っていると、春告魚という名のアパートみたいなのがあって、なんて読む?サワラやったっけって調べてみると、各地方で春先によく獲れる魚を充てるらしい。北海道とかではニシン、瀬戸内ではサワラ、この辺りではメバルやて…鰆と書いてサワラやけど、伊勢湾では秋~冬が時期やもんね。そういえば昔は今頃になると小女子の卵とじが食卓に必ず上がったもんだが、あの小さな魚はイカナゴの稚魚らしいんやけどなぜ居なくなったんやろ?どっさり煮て置いてあるとウンザリしたもんですが、春先に一度くらいは食べたいなぁ。アサリやハマグリなんかも旬やし、ワシみたいな下手な釣り師には釣れやんけど鯛類も産卵に浅場へやってくる”のっこみ”時期、釣果情報を見とると行きたくてしょうがない。陸の物でもタケノコをはじめ山菜類とか、アスパラやキャベツとか春の味は身近な物がたくさん、苺のタルトとかも作らなって…メニューにどう組み込むか悩みます。

Nisin なんだか天気も不安定、そしていろいろと変化もある時期やし、楽しさと憂鬱や期待や不安が交差するのが春の時期。桜の花が咲いてパ~ッとウカレ気分になれればいいけど、なんだか自分は立ち遅れてしまってる…なんて思ってしまうこともあるねぇ。せめて今日は何食べようか考えて、美味しくゆっくりとご飯を食べる時間くらいは作りましょうね。そんなことでワシは干物やけどニシンが美味そうやったので買ってきました、晩ご飯に焼いて北海道の春の味を感じてみます。

2024年1月25日 (木)

美味い蕎麦。

年が明けたと思えば蝸牛屋はパタッと暇になり、ボサ~ッとしてるとあっという間に日々は過ぎていきますねぇ。こんな調子で今年も…ってことにならんように、今年は"ちょっと遠出"がワシのテーマ、月に一度ペースを目標にしようと決めました。旅行とまでは構えなくても、気ままに知らない場所へ…まあ、この年まであまりにも何処へも行ってないので行き先は豊富なはず。火・水と休みにしたことやし、大した目的とか用事とかなくても、一人やし気の向くまま行ってみれば何か発見があるかもってことで。

Siojiri よ~し、そんじゃあ今月は前からやってみたかった駅蕎麦巡り第一弾!ワシの蕎麦好きの原点は、子供の頃に母親の故郷へ帰省する途中の長野駅ホームの立ち食い蕎麦、寒い夜にカウンターまで背が届かずに弟と二人で下の荷物置き台で食べた美味かったあの味。とりあえず名古屋から特急しなの!最後に行ったのが高3の夏なので、長野へ向かうのは40年以上振りや。ネット情報では塩尻駅の蕎麦が美味いらしいので下車、まずはここで一杯目…お~コレコレ、黒い太目の蕎麦に濃い汁はワシの理想形。塩尻はワインの生産地でもあるので散策、小洒落た店があったので飲んでみると、日本のワインとは思えない秀逸な物もあるぞ、ゆっくりワイナリー巡りにも来やなあかんなぁ。次は在来線で戻ろかってことで木曽福島は昭和チックな駅前の蕎麦、ここは"すんき"という蕪の葉の漬物が入った蕎麦、これは更に理想に近く美味いぞ。もう腹一杯なんやけど次は中津川駅降りてみるか、ここもレトロ感あふれる街並みを腹ごなしに散策して、せっかくやで物産館で栗きんとんでもお土産に…そして電車の時間を気にしながら食べた(この緊張感もまた良し)ちょっと細目の蕎麦もまたええ感じや。計3杯ノルマ達成お腹は限界、そんなもの喰うためにどんだけ交通費使っとんのやって?こうせな味わえやんしワクワク楽しかった代金やな。

Kisohukusima 雪のチラつく車窓から山間にも人々の営みが見える、どこかへ出かけるのか帰るのか?車内のいろんな人々。母親は中学校を卒業して間もなくこの線路の汽車に乗せられて見知らぬ四日市へやってきたんや、今みたいに情報はないし、どんな思いやったんやろ…もう故郷へ帰っても世代が替わって泊まるとこもないし知り合いもおらんわって言うけど、動けるうちに今度はワシが長野駅の蕎麦を食べさせたろかな。

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