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2024年9月 3日 (火)

季節の変わり目。

早いもので9月、まだまだ暑いけどコオロギの鳴き声に赤トンボ、稲刈りが終わった田んぼは秋の匂いがします、市場では米が無いって騒いでいるので豊作やといいですね。先月末はダラ~っと嫌な感じの台風で不安定な天気、そろそろ暑さにヤラれた心身も限界を超えてます、体調を崩さないように気を付けないと!

Nabesigi夏バテでなかなか食欲が湧いてこないときに…そういえば今年は食べていない我が家の夏のおふくろの味、ナスが主体の野菜の味噌炒め!初めて自分で作ってみた。これって何らか名称があるんやろかって調べてみると"なべしぎ"という料理が近いかな。いろいろレシピが出ているけど、家で食べていたものはナス・ピーマン・玉葱なんかを多めの油で炒めて、たぶん調味料は味噌のみ?最後に鰹節を混ぜ入れただけやと思う。豚肉でも入っていれば上等、所々に混ざり切っていない味噌があるのがミソ。味噌の強い味が野菜を引き立てて白飯がどんどん進む、出来たてより冷めた方が美味しいかも。これってカポナータとかラタトゥイユと共通してるなって思う、イタリア語やフランス語のカタカナやとお洒落に聞こえるけど、田舎の野菜の煮物なのだ。そもそも料理の原点は、身近にある食材を美味しく食べる手段、お店で食べていただくには、見栄えを良くしたり、上質な素材を使ったり、他所とは違うぜって技法を使ったり…でもこんな料理の本質も知っておくべきだと思います。

Ineワシの今年のテーマに掲げた"ちょっと遠出"、上半期はけっこう遂行されていたが、ここへきて家の事情がいろいろあって滞り始めた。この夏場は魚釣りさえ行けていない、なんらか作戦を考えないとこのまま終わっていきそう。自営業には定年ってないけど、同級生の中には還暦を迎えた人達もたくさんいるはず、実感は湧いてこないけど、そろそろなんらか節目がやってくる。

2024年6月 3日 (月)

ブラっと東京。

久しぶりに東京へ行ってみました。前回は同職・同級生のY氏と一緒に行ったのが最後なので、たぶん15年くらい前かな?東海道新幹線の16両編成の700系のぞみは毎日300便、満席やと1200人以上の人を乗せて行き来しているらしいので、東京に行くぐらい何てことない人もいるでしょうが、たぶんワシにとって東京は普通の人が海外へ行くぐらいハードルがある。まあべつに海外もって方もみえるでしょうが…仕事を休んで交通・宿泊費がかかるわけやし、何らか正当な理由とか成果を得られなければアカンって思ってしまいがち。

Itiyosi しかし今回は大した目的もなくとりあえず行って都会の風にあたってみるブラリ一人旅。まずは豊洲市場でもって、向かうバスから見える築地が人でごった返している!そりゃ豊洲も察しの通り外国人がいっぱいや、これがニュースでやっとるインバウンドってやつやな。築地には場外にも生鮮食品等を売る店があったけど、ここは市場ではなく飲食店街の毎日がお祭り騒ぎか?べつに食べたいものも見当たらず早々に撤収。次は山手線で日暮里駅、ここは静かな街で飲み屋街的な所に入り込むとディープな雰囲気や、目当てはYouTubeで観た立ち食い蕎麦、なかなか攻めた太麺やった。そして夕刻の新宿へ向かうと駅周辺はすごい人、クラゲのように漂うワシはこの流れについて行けやん。そんなことで宿泊の府中へ…駅周辺は再開発された感じ?散策してみると昔ながらの街みたいなところも共存していて住みやすそう。夜の街は若者が多いな、最近の旬な店は予約をしないと無理そうなので、おでんとかモツ煮が売りの居酒屋で飲んでみた。ワイワイと聞こえてくる会話も聴き慣れない標準語で面白い、東京へ来てこんな店に入るのは初めてかも。

Tamagawa なぜ府中なんかに泊まったか、それは次の日の目的が多摩川競艇!知らぬ街の朝の駅前からダメな人達が無料バスに乗り込んで
ギャンブル場へ向かう、これもまた非日常感たっぷり。さすがはビッグレース、長閑な古い感じの場ですが人がいっぱいで大歓声。大したことはしてないけど楽しかった二日間、こんな調子で、気が向いたら思い立ったら…行けるうちに行かな。今度はどこへ行こうなぁ?

2024年3月12日 (火)

春告魚。

3月に入って寒さが戻ってきたような感じですが気分的には既に春、そして若いころはワシには花粉なんて関係ないわと思ってたけど、ここ近年は外を歩いたりすると涙目になり鼻水も出てくるぅ~夏から秋への変わり目には咳が出たりしてお医者さんに何らかのアレルギーやと言われるようになったり…年をとると体質も変わってくるのか?こんなことで季節を感じるのはイヤなもんだ。

Itigot こないだ何気に車で走っていると、春告魚という名のアパートみたいなのがあって、なんて読む?サワラやったっけって調べてみると、各地方で春先によく獲れる魚を充てるらしい。北海道とかではニシン、瀬戸内ではサワラ、この辺りではメバルやて…鰆と書いてサワラやけど、伊勢湾では秋~冬が時期やもんね。そういえば昔は今頃になると小女子の卵とじが食卓に必ず上がったもんだが、あの小さな魚はイカナゴの稚魚らしいんやけどなぜ居なくなったんやろ?どっさり煮て置いてあるとウンザリしたもんですが、春先に一度くらいは食べたいなぁ。アサリやハマグリなんかも旬やし、ワシみたいな下手な釣り師には釣れやんけど鯛類も産卵に浅場へやってくる”のっこみ”時期、釣果情報を見とると行きたくてしょうがない。陸の物でもタケノコをはじめ山菜類とか、アスパラやキャベツとか春の味は身近な物がたくさん、苺のタルトとかも作らなって…メニューにどう組み込むか悩みます。

Nisin なんだか天気も不安定、そしていろいろと変化もある時期やし、楽しさと憂鬱や期待や不安が交差するのが春の時期。桜の花が咲いてパ~ッとウカレ気分になれればいいけど、なんだか自分は立ち遅れてしまってる…なんて思ってしまうこともあるねぇ。せめて今日は何食べようか考えて、美味しくゆっくりとご飯を食べる時間くらいは作りましょうね。そんなことでワシは干物やけどニシンが美味そうやったので買ってきました、晩ご飯に焼いて北海道の春の味を感じてみます。

2024年1月25日 (木)

美味い蕎麦。

年が明けたと思えば蝸牛屋はパタッと暇になり、ボサ~ッとしてるとあっという間に日々は過ぎていきますねぇ。こんな調子で今年も…ってことにならんように、今年は"ちょっと遠出"がワシのテーマ、月に一度ペースを目標にしようと決めました。旅行とまでは構えなくても、気ままに知らない場所へ…まあ、この年まであまりにも何処へも行ってないので行き先は豊富なはず。火・水と休みにしたことやし、大した目的とか用事とかなくても、一人やし気の向くまま行ってみれば何か発見があるかもってことで。

Siojiri よ~し、そんじゃあ今月は前からやってみたかった駅蕎麦巡り第一弾!ワシの蕎麦好きの原点は、子供の頃に母親の故郷へ帰省する途中の長野駅ホームの立ち食い蕎麦、寒い夜にカウンターまで背が届かずに弟と二人で下の荷物置き台で食べた美味かったあの味。とりあえず名古屋から特急しなの!最後に行ったのが高3の夏なので、長野へ向かうのは40年以上振りや。ネット情報では塩尻駅の蕎麦が美味いらしいので下車、まずはここで一杯目…お~コレコレ、黒い太目の蕎麦に濃い汁はワシの理想形。塩尻はワインの生産地でもあるので散策、小洒落た店があったので飲んでみると、日本のワインとは思えない秀逸な物もあるぞ、ゆっくりワイナリー巡りにも来やなあかんなぁ。次は在来線で戻ろかってことで木曽福島は昭和チックな駅前の蕎麦、ここは"すんき"という蕪の葉の漬物が入った蕎麦、これは更に理想に近く美味いぞ。もう腹一杯なんやけど次は中津川駅降りてみるか、ここもレトロ感あふれる街並みを腹ごなしに散策して、せっかくやで物産館で栗きんとんでもお土産に…そして電車の時間を気にしながら食べた(この緊張感もまた良し)ちょっと細目の蕎麦もまたええ感じや。計3杯ノルマ達成お腹は限界、そんなもの喰うためにどんだけ交通費使っとんのやって?こうせな味わえやんしワクワク楽しかった代金やな。

Kisohukusima 雪のチラつく車窓から山間にも人々の営みが見える、どこかへ出かけるのか帰るのか?車内のいろんな人々。母親は中学校を卒業して間もなくこの線路の汽車に乗せられて見知らぬ四日市へやってきたんや、今みたいに情報はないし、どんな思いやったんやろ…もう故郷へ帰っても世代が替わって泊まるとこもないし知り合いもおらんわって言うけど、動けるうちに今度はワシが長野駅の蕎麦を食べさせたろかな。

2024年1月 5日 (金)

2024スタート!

あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願い申し上げます。元日から地震に見舞われ、なんだか不吉な新年の幕開けでしたが、皆さんのお正月はいかがでしたでしょうか?ワシは別に年号が変っただけって感じですが、とりあえず無事に新年を迎えられたことに感謝するとともに、家族は老両親と老犬、この構成がいつまで続くのか?蝸牛屋はいつまでできるのか?そのうち何らかの節目がやってくるなあって感じる今日この頃です。

Sunny23 さて今年から変えること…原則として火・水曜日を連休とさせていただきます。昨年は予約の無い火曜日は休業としても、店には出てきて仕込みやら雑用やらしてましたが、まあほぼ休みに等しい状況でした。そろそろワシの体力的・精神的にも世間並みに週休二日としてもいいんじゃないかって判断です。パーティーとか会食とか、どうしても火・水曜日じゃないとって場合は事前にご相談ください、ご希望に添えるかもわかりません。それと、想像以上に食材価格が高騰し続けています!できるだけ食材ロスを無くすとか、メニュー構成を考えたりして応戦していますが、どこまで耐えられるか…前からお願いしていますが、お食事の場合はご予約いただけると仕入れとか仕込みが考えやすいです。できるだけ多彩に魅力的に食材は揃えたいんですが、それが難しいんだなぁ。ワインもまた値上がりしてます、また物によっては少し値上げさせていただくかもわかりません。

Kara23 昨年末には間に合わなかったカラスミ…海水温の影響でこれも年々出てくるのが遅くなっているし、今期は驚きの高価格!年末最終になんとか買える値段で入手…いまさら仕込んで売れるんかいなって感じですが、問い合わせも多いのでちょっとだけ。まあなにかと難はあると思いますが、今年もまた蝸牛屋らしく、できれば楽しくやっていけたら幸いです。

 

2023年11月17日 (金)

社会見学。

そういえば今年も…もう何年も旅行なんてしたことのないワシ、どこかへ行きたい!って願望はあってもどうすればいいのかもわからんし。
いっちょ年末前に一泊くらいで知らん街へフラ~っと出かけてみよか?別に目的なんてなくてもいいじゃないかと思いつつも、何らかがないと行き先が決まらんので関西方面で何かないか検索。おっ、明石焼きや!行ったことないし、日本の標準時間の地って習ったな。ほほぅ、電車の経路も簡単や、泊まるとこはどうって…TVでCMやっとる最安値サイトで出てきたビジネスホテル、ほんとにこれで泊まれるんやろか?って不安はあるけど物は試しに。

Takoiso さあ、火・水と連休をいただいて出陣!大阪までは近鉄特急、あとはJR線を乗り継いで、あらもう着いたって感じ。駅前は四日市よりも都会っぽく人もたくさん、目指す魚の棚商店街は随分な賑わい、古き良き人情あふれる感じ。では早速本場の…現地では玉子焼きと言うらしく、だいたい何処も15~16粒ほどで¥700くらい。これは一軒で腹いっぱいかと思いきや、昆布出汁にくぐらせて食べれは飲み物状態なので二軒目行っちゃえ。腹ごなしに歩いてみると、すぐそこに瀬戸内海や!駅の反対側にはすぐ丘陵地が見えとった、たぶん狭い平野に集中してるんやな。夕方からは神戸方面に戻って元町~三宮あたりを散策、ここらはベタな店が多すぎてどこに入ればいいのかわからへん、ドワ~っと人が押し寄せてる店もあるけど、やっぱSNSとかでバズっとるとこやな、どこの街でも一緒か?若い頃みたいに量が食べれなくなったのが残念やねぇ、あんまりガツッとしたものも食べれやんしってことで、気になった洋風の居酒屋と焼き鳥屋へ潜入…もうこれで勘弁してって感じに酔っとる。

Akiyosi 無事にホテルにも泊まれ、せっかくなので翌朝はボートレース尼崎で旅打ち、まあ当たらんので鶴橋で韓国飯食べて帰りは特急・火の鳥プレミアム席やって、これもネット購入できるんや!こんな便利なIT・デジタルな世の中でも、明石焼き屋の女性は顔を真っ赤にして焼きまくり、焼き鳥屋のオジちゃんは灼熱の炭火捌き、朝の立ち食い蕎麦のオバちゃんも一人でテキパキこなしてた。そんな人達からパワーをもらって帰ってきた、ワシもがんばろ。

2023年10月 6日 (金)

インボイスやと。

秋は一気に深まりますね、もう10月やもんなぁ…まだ真夏と同じ服装の暑がりなワシでも、夜風にあたると肌寒さを感じるようになってきました。過ごしやすくなって食欲の秋って言うくらいやで忙しくなるやろって思いきや、蝸牛屋は意外と毎年この時期は宴会とかも少なく静かな感じ。秋の味覚っていっても芋やら栗やらってあまり使えやんし、魚介類もサンマくらいしか思い浮かばんし、メニューに悩む時期でもあります。

Sanma23 さて、この10月からインボイス制度というのが始まりました、インボイスというのは税務署が発行する番号が入った適格領収書というものです。しかし、蝸牛屋はちょっと訳ありで申請を2年間は見送ろうと考えているので今のところインボイスは発行できません。(ご希望であれば今まで通りの普通の領収書は発行しますので経費には計上でき、とりあえず80%は消費税計算の対象になるみたいです)なんだかよくわからないって方も多いと思いますが、食事代金を何らかの経費として計上しない方は、今まで同様なにも関係ありません。会社等へ領収書を提出される方、自営業の方などには問題があるかもわかりませんので、予めご了承いただかなければなりません。インボイスを発行しない店は利用するな!ってお達しの出る会社もあるかもしれません、どれほどの影響があるかは未知数で不安はありますが…出せと言われても出せませんので、仕事上でご利用いただく場合は事前に会社等に確認していただくことをお勧めします。

Tachiya 人手不足の小規模事業者のただでさえ面倒な経理作業を更に複雑化させるような制度、来年からは電子帳簿がどうたらって、そんなの誰もが対応できると思っとるんかいな?そこまでガメつく税金を巻き上げたいなら、もっと解りやすく簡単にできるシステムを考えてくれたらええのに。小さな飲食店の店主は仕入れから仕込み、調理・接客はもちろん、後片付けから店の掃除、メニュー作成やこんなブログやSNS…せなアカンこといっぱいやで岸田さんよ!

2023年9月 7日 (木)

持続可能な価格設定?

晴れた日は空が高く、若干過ごしやすくなってきたかな?って感じですが、なんやらと秋の空…って感じの天気が続いていますね。しかしまあ食材も端境期で目ぼしい物が少ないのですが、松茸やら新米やら、メチャクチャ高いサンマの姿も…秋の訪れは感じます。そろそろ夏の疲れがド~ッと出そうな気配、しっかり食べて、寝て、体調には気を付けやんとね。

Yotte そういえば昔は暑かろうが何だろうが休みの日には魚釣りに行ってましたが、この暑さはちょっと無理やろ~台風もあったし、7・8月は行けてない。何処へ行って何をして…ってこともなく休みが終わるのが悔しい気もするので、夜の街をブラついてみると、コロナの影響?の開き店舗に続々と新しい店ができてますね。飲食業界のたくましさを感じますが、他人ごとながら、こんなんでやっていけるんやろか?って思うお店も多いです。そんな居酒屋の一つに潜入!なんと、生ビールは180円と大看板、どうせ小さなグラスちゃうの?と思いきや普通のサイズ。どう考えても原価割れ、売れるほど損するやん…食べ物メニューも安く、ざっと見積もって客単価は2千円強か?そんなに高回転するようでもないけど、バイトらしき若いスタッフは見えているだけで5人ほど…時給千円以上は確実やろし、街中で家賃は高いやろし。週末とかはドカッと売り上げるんやろか?チェーン展開してるくらいやから何かカラクリがあるのかとか、ついつい余計な詮索と若いバイトの仕事ぶりを肴に一人飲み、まあワシにはこんな商売は絶対に無理やな。

Nama_20230907220701 他所のことより自分の店のこと考えろって…すんません。蝸牛屋ではそんなに安くできやんし、スタッフをたくさん雇うこともできません。それでも何らかの価値とか魅力を見出してもらえるようにしなければって思うのですが、30年以上やっても正解がなにかはわからへん。価値観は人それぞれ、お店も多種多様化…とりあえず、こんな偏屈なオッサンがやっとる店の生ビールは650円やけど、あかんか。

2023年6月29日 (木)

久しぶりのどうでもええブログ。

早くも6月も終わりか…鬱陶しい梅雨時期が終わると夏本番やねぇ!マスクも自己判断とのことで、ワシは暑いのイヤやで街中への買い物でもノーマスクで出歩いていますが、まだまだ少数派か…ようやく夜の飲み会も解禁らしく、蝸牛屋にも待ってましたって感じの大人数の宴会が復活してきましたね。

230620 そんなことで最近は、ご予約の人数が5・6人とか、多い時は20人超とか一組の人数が多い傾向。重なる日は重なるし、無い日は全く無しって感じで繁閑差が激しい状況、まあそんな毎日忙しいとワシの体が持たんし。暇な日はいろいろ考えながらボチボチ仕込みしたり、ワインの仕入れとか情報収集、気になるところを掃除したり…そんな時間も大事です。予約の無い火曜日は休業していることがありますが、とりあえず店に出てきてそんなことをしています。大人数のご予約の場合は、女性がほとんどとか、年配の方が多いとか、たくさんワイン飲んでいただけるだろうとか…その場合によってメニューを考えています。忙しい営業中は切羽詰まってますが、展開とかを考えながら準備をしている時間の方が楽しささえ感じます、遊びに行く計画をしてる時がワクワクするのとよく似た感覚かも。どこからどこまでを仕事と定義するかはわからないけど、昭和の時代は自分で商売始めたら、朝起きたら夜寝るまで仕事やって言っていた。そんな日常を30年以上繰り返しても、いまだに大して儲からんし、苦痛とか不安とかは尽きませんが…なんとなくこれで良いんじゃないかとも思っています。

Hyper そんなワシの気持ちの切り替えの一つが靴、家を出て仕入れとか仕込み中はクロックスみたいなサンダル、さあヤルかって営業が始まると厨房靴に履き替えます。一段落して片付けの時はまた履き替えて、閉店後にPCに向かってるときなんかは裸足の時もあります。しかしまあこの厨房靴は優れもの!もう何足目か?長年同じの履いています。滑らない、水が浸みない、疲れにくい、鬼のパンツ並に丈夫…もう2年以上履いてちょっとクタびれてきたので新調しましたが、古いのはまだ捨てずに魚釣りに行くときに履きます。

2023年1月19日 (木)

働き方改革。

なにかとバタバタした年末から年が明ければ一気に静かになって、ボヤっ~としていると日々だけがアッという間に過ぎていきます。毎年こんな感じなんやから、仕事もプライベートも何か考えたらどないやねん!って…自分にツッコんでみるものの、休みに魚釣りに行くぐらいしか思いつかへん。そんな釣りの帰り道の気になっていた昭和チックな田舎の食堂、70歳超え?の気さくなオバちゃんがカツ丼を作ってくれた。近所の飲み客も相手にしているらしく、おでんは好きなやつセルフ、楽しそうでなにより。ワシも料理くらいしかできやんで、こんな老後ってええよなって感じ。

Miyagawa そんなことで今年から最近考えていたことを実行してみます。それは世間並みに週休二日!暫くは完全にというわけではなく、前日までにご予約の無かった場合の火曜日という設定。経営的に大丈夫かとか?休むことへの罪悪感とか不安はありますが、これが当たり前なんだとワシの体と思考を慣らしながら様子を見ます。火曜当日に蝸牛屋と思い立ってくださった方は必ずお電話にて営業しているか確認を!(常にご来店前に状況を確認していただくのが確実ですが…)休んで何をするのかって?まだ何も考えていませんが時間的・体力的な余裕ができれば、違う発想が出てくるかもです。

Oden 先日、一つ年上のホテルで料理人をしている先輩に会った。先輩曰く俺も4月で定年やでなぁ…ホテル辞めて自分の店でも始めよかって…。なんだかそんな先輩のやり遂げた感の笑顔や新しい挑戦への転機がうらやましく思った。上記の食堂みたいな店やってくれやんかなぁ…家賃払って小さな店で低価格で気楽に飲んで食べれてって、今の時代は成り立たんしなぁ…ワシもまだ今から何か挑戦できるやろか?無理はできやんけど自分の未来は自分で切り開くしかないか。

 

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